闇金業者だとわかった時点で「闇金に詳しい弁護士」を探してすぐに相談することが大切です。
闇金問題は個人的に解決するものではありません。
個人的に法律を知っているからと解決しようとすると、闇金も法律は知っていますので温厚な態度から豹変させる恐れがあります。
「法律的な言葉が通用するのは弁護士と警察」ですから、相手が個人では闇金には通用しませんので、返って悪化させることになります。
闇金問題は弁護士が警察と連携して対策を打つことができますので、必ず1人で解決しようと考えたり行動したりする行為はしないようにしてください。
目次
1.闇金融業者は返済できないようにしてくる?
闇金は返済するごとに法外な利息をかけて回収しますので、返済しても完済することはなく増えていくばかりになります。
闇金の仲間とグルになり「もっと安い金利の業者を紹介するから」と結果的に返済ができないようにして、何かと条件を付けては完済できないようにしてくるようです。
○闇金でも違いがある?
闇金も組織的にしているところもあれば、一般人が個人で闇金をしているところもあります。
組織的にしていると見せかける闇金も多く、実際は1~2人で遊び金が欲しい為に行っていたという一般人も多くいるようです。
個人で行って取立てをする闇金の多くは、電話による取立てで精神的に追い込む手法を用いたりしているようです。
個人の闇金は資力がないことと移動する手間を省くことが多いそうです。
このような闇金は専門の弁護士から連絡があるとすぐに消えて姿を消しますが、組織的に行っている闇金は個人とは違い手法も巧妙にしているようです。
闇金は一般人も多くいますが取立ての手法を変えてきますので、決して1人で悩んだりせず解決するには必ず闇金専門の弁護士に相談することが大切です。
○必ず闇金専門の弁護士に相談すること
闇金の返済だけをまともに考えてはいけません。
闇金の返済期日は短いので、その前に弁護士に相談してください。
そうすることで弁護士から闇金へ連絡しますので返済はしないでください。
弁護士から言われると思いますが、闇金から借りたものは返済の義務はありません。
弁護士の指示に従い闇金の居所を掴むまで黙っておく必要があります。
2.闇金には返済義務がないから踏み倒してOK?
闇金から踏み倒すために「闇金の返済はしなくても返済義務がない」からと闇金にいってしまうと、火に油を注ぐようなものですので凶暴になる可能性もあり何をしてくるかわかりません。
そのため弁護士による法的な処理に任せることを徹底してください。
踏み倒すのではなく警察の摘発に協力する方が得策です。
このような違法貸し付けで困る人が出てこないようにする方が、社会貢献にも繋がるでしょうから弁護士や警察の指示に従うことが大切です。
3.闇金からの嫌がらせについて
闇金の嫌がらせは、電話・通知・訪問の他に「大量に届けられる出前」であったりすることが多く、本人になりすまして嘘の注文を大量にすることがあります。
この嫌がらせがひどい時には一度に数件の出前が届くこともあるようです。
闇金の嫌がらせは「大量の出前」のように手法を変えてくることが多い闇金もいれば、「金を返せ」の一辺倒で返済を迫る闇金もいます。
また「もっと良い仕事を紹介する」「もっと良い金利の業者を紹介するから」などと言って、完済をさせようとしない闇金もいます。
嫌がらせが始まると止まらなくなりますので、早めの対策が必要になります。
4.闇金の嫌がらせの対策について
闇金の嫌がらせの対策は取り立ての連絡がしつこいですから、弁護士に相談してストップさせることが何よりの対策になります。
○嫌がらせ対策
- 闇金専門の弁護士に相談する
- 携帯電話・自宅電話番号を変更する
- 嫌がらせの事実を録音・詳細にメモに取ること
は証拠となりますので、会話を録音できるものなどあればさらに良い証拠となります。
今では、闇金の罰則が強化されていますので取り立て方に問題がある場合は、
刑事罰になりますから警察に通報することでも対処はできます。
○違法な取立行為による罰則
- 正当な理由のない法律で定められていない夜間の取立行為
- 自宅以外の勤務先への電話や訪問
は2年以下の懲役、300万円以下の罰金と取立てをするにも罰則があります。
主な罰則は「無登録営業違反」や「高金利貸し付け違反」などがあります。
5.闇金問題について警察に相談した場合の対応について
警察の対応は前にも書きましたが「暴力を振るわれた」「扉を壊された」「勝手に家に上がり込んできた」ことであれば警察に通報して解決することはできます。
しかし「返済を迫られている」だけの相談で警察に行っても「闇金の事実がわからない」など、
逆に警察から「あなたがそんなところから借りるからだ」などと怒る警察官もいるようです。
結果的に「民事は警察が介入できない」と言われる始末になり腹立たしさだけが残ることもあるのです。
警察官にも「機転の利く人」もいれば「全く機転が利かない」これでも警察官かという人がいるのも現状です。
このようなことは言いたくないですが、残念ながら弁護士にしても警察官にしても全てが良いとは限らないので、こちらが知恵を出さなくてはいけないこともあるのです。
ですから、このような闇金問題で相談する順序としては、必ず先に「闇金に詳しい弁護士」に相談することが先決なのです。
弁護士はその後証拠が固まれば、警察へ連絡し摘発に向けた対策をとるはずですから、闇金に詳しい弁護士に連絡するようにしてください。
6.闇金対策は弁護士に相談するのが解決策
闇金対策で最も効果的な対応をしてくれるのが「闇金に詳しい弁護士」を探すことです。
弁護士でも闇金対策を長年してきたプロが開業している法律事務所がありますので、必ずその専門的に詳しい弁護士に相談し解決してください。
一般の弁護士では対応できない場合が多いので、必ず「闇金に詳しい弁護士」に相談してください。
(闇金と聞いただけで断られる場合もあります)
○闇金に詳しい弁護士に相談する方が良い?
闇金の詳しい弁護士は一般的な弁護士と違い「専門的なノウハウを持つ弁護士」として理解しておく方が良いでしょう。
何度も「闇金に強い弁護士」や「闇金に詳しい弁護士」と書いていますが、一般の弁護士では最後まできちんとできない人も多いのです。
闇金の対応ができる弁護士は解決できるノウハウを持っています。
闇金も闇金の中で名前が通っている弁護士を知っている場合が多いので、そのような弁護士に関ることは避けて嫌います。
闇金事情に詳しい弁護士に依頼すれば、電話だけで解決する場合も多いのです。
★弁護士に相談し返済した金額を取り戻す時は、闇金が逃げてしまう時もありますので取り返せない場合もあるようです。