- 【名前】ユウコ
- 【性別】女
- 【年齢】27
- 【職業】会社員~失業中
- 【住んでいる場所】大阪
- 【借金額】100万円
- 【どこからお金を借りたか】プロミス
- 【借金の理由】失業をしたから
家族に内緒で借金をしてしまった体験談
私は、27歳の頃、ある事情があり仕事がなくなってしまい、お給料などがかなり減ってしまいました。
そこで、赤字となる分を補てんしようと考えて、借金をしてしまいました。
利用した業者はプロミスです。
借金をしているという感覚がなかった
私は、そのときの勤め先が大阪だったのですが、その大阪にあるプロミスの無人契約機で申し込みをしました。
書類に、住所、氏名年齢や、勤め先、年収などを記入し、そして容姿を機械に読み込ませ、そしてスピーカー越しに確認をし、あとは、身分証明書などを見せるようにしました。
利用目的は、生活費のための借り入れです。
しかし、申し込みの際には、別の理由にしました。
なぜなら、その理由だとなかなかお金が借りにくいと聞いていたからです。
初めての借り入れでしたので、非常に緊張しましたが、思ったよりあっさりと借りることが出来ましたし、他の無人契約機には、同じように借りている人がいましたので、なんとなくそれほど借金をしているという感覚がありませんでした。
すぐに返せると思っていましたし、大したことではない、みんながやっていることだ、と思っていました。
借金の理由、きっかけとなった出来事ですが、それは、仕事をある日突然クビになってしまったからです。
私はある大型書店で契約社員で販売の仕事をしていました。
仕事は好きでしたし、順調に働いていたのですが、その店舗の売り上げはずっと赤字だったらしく、リニューアルに伴い、人員整理をするという通達がありました。
私はお店の仕事が好きでしたし、精いっぱい働いていたつもりだったのですが、店側からするとそうしたことは関係がないようで、入社した順に、つまり新しい人から順番に人員整理をするということでした。
私は入社して1年も経っていませんでしたので、ベテランの人たちの部類には入れず、ある日、お店が赤字で人員整理をしなければいけないため、契約満了につき、退職をしてほしい、という旨をある日店長に話されました。
頭を下げて謝罪されましたので、どうしようもありませんでした。
当時私は20代後半でしたし、すぐに安定した新しい仕事が見つかるというわけではありません。
またその当時は、職場の近くに、アパートを借りて一人暮らしをしていたので、生活費や家賃を支払う必要がありました。
しかし、私はそれまでに、職場をいくつも変わっていたので、親に迷惑をかけることはできない、と思いました。
またクビになった、ということを親に告げることがどうしてもできなかったのです。
ふと思い浮かんだのが、消費者金融でのキャッシングです。
消費者金融にある、無人契約機を使って何とか今月だけでも乗り切ればその先は仕事を決めれば大丈夫だろう、と考えてしまったのがきっかけです。
こうした私の安易な考えがきっかけで、消費者金融で借金をすることになりました。
借金をして困ったこと
借金をして困ったことですが、それは仕事がクビになってしまい、返す見込みがないくせに借りてしまったことです。
わたしは、次の仕事も決まっていないのに、借金をしました。
しかし、すぐに次の家賃を支払う期日になってしまいます。
仕方がないのでそれを補てんするために、また借金をしなければいけない、という悪循環に陥ってしまいました。
借金をした当時には、少しだけ貯金はあったのですが、転職活動もしなければいけませんし、当然のように転職活動には、お金がかかります。
転職活動もしなければならず、借金も返さなくてはならないといった、焦りなどもありましたし、どんどん切羽詰っていきました。
追い詰められていくような感覚がしました。
また、このまま生活が立ち行かなくなってしまったらどうしようと思ってしまったり、何よりも親にばれてしまうのが怖かったです。
また、風邪で体調を崩してしまったときなどには、思いがけない出費があったりして、なかなか返済することが出来ませんでした。
返済に困り親に助けを求めた
結局、私一人では、返済することが出来ないことに気が付きました。
たとえ、就職が決まったとして、その就職先で給料が振り込まれるのが、その翌月となります。
そのころには利子なども増えてしまいます。
これではいけない、私一人ではもうどうしようもない、借金をこれ以上増やし続けてはいけないし、どの道親にもばれてしまう、と思いました。
なので、勇気を出して、親に電話をかけて、首になってしまったという事実と、また家賃を払うために、借金をしてしまったということを伝えました。
親は私が嘘をついていたことに飽きれていましたし、なぜ早く相談しなかったのか、と怒っていました。
呆れていましたし、早く帰ってきなさい、ということを言われました。
親の協力で返済
そして、親に借金をしてしまったことを相談し、ただちに一人暮らしをしていたアパートを引き払い、実家の方に戻りました。
ひとまず借金は建て替えて返すから、すぐにでも仕事を見つけなさい、と両親に怒られました。
非常に気まずい思いをしましたが、すべては私の責任だと思いましたし、私は泣きながらお願いします、と両親に頼みました。
両親は、借金の額を聞き、その額を私に貸してくれました。
そしてわたしはそのままその足で、ATMで借金を返済しました。
その後、私は必死で転職活動をし、また契約社員となりますが、正社員採用の道がある契約社員の職が決まりました。
両親は喜んでくれました。
その後、そこで働き続け、出た給料を実家の方にいれるなどをして、そしてなんとか借金してしまった100万円ほどを親に返すことが出来ました。
私は、本当にあの時は焦っていたのもありますが、馬鹿なことをしてしまったな、と思っています。
最終的に、親に助けてもらうことが出来たので、良かったと思っていますが、親がいなければ私は借金地獄にはまっていて、永遠に返すことが出来なかったかもしれません。
それほど借金と言うものは恐ろしいものであり、返す見込みがないのに、無計画に借りてしまうととんでもないことになってしまうものなのだな、と身をもって知ることが出来ました。
今回の経験は、自分のためになったと思いますし、これを教訓に、借金はしないようにしようと、心に決めています。