- 名前 山本鉄次
- 性別 男
- 年齢 27歳
- 職業 美容師
- 住んでいる場所 神奈川県川崎市
- 借金額 150万円 当時のプリーパ、セゾンカード
- 滞納歴 数日の滞納はありました
嫁に借りて借金を返した過去
・借金を初めてしたのは美容師のアシスタント時代
私の職業は美容師です。
美容師というのは世間一般的にみても平均年収が低い部類の職業になります。
平均収入で年収250万行くか行かないかの世界です。
美容室を経営している会社にもよるのですが、私の所属していた会社のお給料はお世辞にも良いとは言えませんでした。
ただでさえ美容師の平均年収は低いにもかかわらずアシスタント時代はさらに低くなります。
当時は手取りで14万円前後でした。
もちろん住宅手当なんてつきませんし、厚生年金などの福利厚生もなしでした。
さらに私のいた会社は寮も用意されていませんでした。
ですので手取り14万円でその中から年金、保険料、家賃光熱費、食費、雑費などもろもろ引くと毎月赤字です。
それでもスタイリストに昇格すればそれなりのお給料になるので修行期間は仕方がないと毎日踏ん張っていました。
しかし、現実14万円で生活するのはかなり厳しくあるときから消費者金融でキャッシングをはじめるようになりました。
・借金が膨らんだ理由
私の美容室で同期はほとんど消費者金融やカードローンなどのカードにお世話になっていたと思います。
私は当時プリーパという消費者金融から借金をしていました。
同期はそれぞれでプロミスであったりアコムであったりしていました。
給料前になると同期のみんなはお金がそこをつく手前なので今日は黄色い銀行行ってくるなんて冗談半分で言い合ってました。
それくらい金欠でした。
でも、美容師なので洋服などは欲しくなります。
洋服を買うためにさらにカードを作っては出世払いなんて言って洋服やアクセサリーを買って自分磨きをしていました。
が、それが運の尽きと言いましょうか、どんどん自分の借金を膨らます原因となってしまうのです。
1年もキャッシングを続けていると借金という感覚が麻痺してしまい自分のお金と思い込んでしまうのです。
だから返済してはまた借入しての繰り返しで、数ヶ月経つと限度額が増枠されます。
それを喜んでまた使うというような日々を送っていました。
借金の返済額が大きくなる
どんどんお金を使っているうちになんとかスタイリストに昇格したのですが、借金の額はなんと150万円まで膨らんでしまいました。
デビュースタイリストの給料はアシスタントに毛が生えた程度のお給料しかまだもらえません。
ここから自分の指名客をつけてその売上に対しての歩合になるので、駆け出しのスタイリストのお給料ではまだまだやっていけません。
だけども150万円もの借金の返済額は当時で5万円を超えていました。
一番返済額が高いのがセゾンのショッピング枠です。
ここだけでも月々の返済額が35000円くらいでしたから。
その頃のお給料は20万円弱です。
アシスタントの頃の生活の何の代わりもありませんね。
そしてこれはさすがいにまずいと思いお給料の良い会社への転職を考えはじめました。
私は当時25歳くらいだったので当時付き合っていた(今の嫁)彼女がいまして、その彼女と結婚の約束をしてました。
でも借金の事は隠してましたが・・・。
そんなこともあって収入をもっとあげなければと思い噂で聞いてた稼げるお店(会社)への転職を決めました。
転職といっても美容師です。
しかしいくら稼げるといってもいきなりお給料が2倍になんてなりません。
世の中そんなに甘くはなかったです。
でも前会社よりはもらえるようになりました。
そして年収はまだショボかったのですが、一応300万円を超えることができました。
そして1年後に嫁と結婚しました。
しかし結婚しても借金を引きずって嫁に言い出せなかったです。
それがとうとうバレる日がやってきました。
・とうとう嫁に借金がバレる
とうとう嫁に借金がバレてしまいました。
そりゃそうですよね。
年収300万円程度で5万も6万もお給料から返済していれば絶対にバレます。
当時は給料明細書を見せていなかったので手取りで20万チョットと口頭で嫁に言っていました。
お給料(報酬)も一度私の口座に振り込んでもらってから嫁の口座に振り込む形ですので、嫁は正式なお給料の金額を知りませんでした。
がしかし、私の雇用形態は個人事業主というチョット変わった雇用形態でした。
会社に所属しながら業務を委託で請け負うという働き方でしたので、個人事業主になるのです。
そして年に一度確定申告を皆してました。
確定申告をすると決算書の写しが郵送されてくるじゃないですか?それで嫁に借金があることがバレてしまったのです。
・嫁に肩代わりをして借金返済
嫁は元々看護師のお仕事をしています。
そして何よりも借金が大っきらいです。
クレジットカード1枚も持っていません。
なのでいつでも現金主義です。
そんな嫁に借金がバレたのですからさあ大変です。
もうブチギレでした。
うちの実家にも電話され私は四方八方から責め立てられました。
本当に自分のせいでこんなことになったのですが、その時は地獄かと思いました。
いっそのこと離婚なんてことになったら楽だななんて考えてしまいました。
今思うと私も本当に子供ですね。
そして少し落ち着きを取り戻して今後をどうするか?ということになりました。
もちろん前向きにです。
とりあえず嫁の貯金から150万円借りて全ての借金を一度精算しました。
その時の条件が今度借金したら離婚という条件です。
さらにお給料は明細書と口座が没収され一年以内に年収今よりも100万円上げろと宣告されました。
仕事で超頑張って収入を上げる
言われた通り超頑張りました。
幸いにも今勤めている会社のシステムがちゃんと理解したので私の下にもスタイリストとアシスタント数人の部下を雇い入れました。
そしてその会社の集客力を使ってガンガン仕事をこなし指名客をつけていくこと1年半年では年収が700万を超えました。
これはこの会社のシステムに大きく助けられましたが、なんとかピンチを脱する事ができました。
でも美容師は30歳半ばを過ぎるとだんだん稼ぎがまた悪くなるので今のうちに稼ぐだけ稼いで独立かもしくは転職を考えています。
管理人からのコメント
美容師という職業は大変で、はじめのうちは手取りも少ないですよね。
そんな中、借金をしてしまうのはある意味仕方のないことなのかもしれませんが、借金癖が突いてしまったのは問題でしたね。
また、彼女(奥さん)に隠したくなる気持ちは分かりますが、二人三脚で前に進むのですから、きっちりと話したほうが問題は解決しやすいです。
黙って一人で抱えていても、問題は解決しませんからね。
借金の返済がどうしても厳しいというのであれば、債務整理で返済を楽にするという方法もあります。
弁護士に相談をすれば、合法的に借金の返済額を減らすことができるので、返済に困っている場合は一度相談をしてみるのもいいでしょう。