- 【名前】西川真美
- 【性別】女
- 【年齢】22歳
- 【職業】翻訳業
- 【住んでいる場所】愛知県豊橋市
- 【借金額】30万円
- 【どこからお金を借りたか】アコム
- 【借金の理由】父の借金返済のため
借金返済に困って、死にもの狂いで働いていた時のこと
私の父は私の知らないところで保証人になっていました。
父は頼まれたらなかなか断れないような優しい人で、困っている友人を見て助けてあげたいと思ったそうです。
私はこの事を全く知らなかったのですが、ある日父から聞かされました。
私は最初父は人がいいなと話を聞いて思っていたのですが、だんだん話が進むにつれて状況がよくないことを知りました。
どうやら父の友人は自分の事業を拡大するためにお金が必要になり、父に保証人を頼んだようでした。
しかしその事業は失敗して、200万円の借金が残ったそうです。
さらに父の友人はその借金を支払うことはなく、姿を消してしまいました。
そのせいで保証人となっていた父のところにお金を返すよう催促が来たのですが、父にはそんな大金を返せるだけの余裕はなく困り果てていました。
なので父は正直に私に話そうと思ったらしく、この話を聞いたとき私も驚きを隠せませんでした。
しかし何とかしなくてはいけないと思ってなんとかお金を用意したのですが、2人合わせても150万円程度しか用意することができませんでした。
なので50万円ほど不足していたので、後は分割で払っていこうと思っていました。
しかし父の友人が借りていたところは、あまり良い金融会社とは言えないところでした。
金利が普通では考えられないほど高くて、まともに払っていたのではいつまでたっても返済できないような暴利でした。
なので、合法的な金融会社とは言えず闇金みたいなところだったので、弁護士に相談することにしました。
弁護士に話をしてみたら、このお金は返す必要はないと言ってくれました。
法律で定められた上限を超えた金利だったので、合法的なお金の貸し借りとは言えないらしいです。
そのことを聞いて私と父はとても安心していました。
ただその数日後、金融会社の人が自宅に来て脅しをかけてきました。
もし支払うつもりがないのなら、父の会社や親戚に迷惑をかけることになると言ってきたのです。
そんなことをされてしまえば父は会社にいられなくなりやめるしかありません。
年齢的にも父が今の会社を辞めると、他に働けそうな場所もなさそうなのでそれだけは困ると思いました。
このことをまた弁護士に相談したのですが、合法的に対処することはできるけど、正直それには限界があると言われました。
こういう暴利でお金を貸す人たちは、裏で上手に動くらしくすべてを止めさせるのは難しいらしいです。
なので真っ向から戦えば、こちらが勝つのはわかっていたのですが結果的にそれでも父は会社を辞めないといけないような状況になりそうだったので、しぶしぶお金を払うことにしました。
ただ先ほども言ったように金利がものすごく高かったので、一括で払うという選択肢しか私たちにはありませんでした。
ただあと50万円ほど足りなかったので、私がアコムから借りることにしました。
父はもういろんな消費者金融を回りお金を借りていたので、もうこれ以上借りることはできない状況だったからです。
私の場合は今までそういった消費者金融を利用したことがなかったので借りることはできたのですが、30万円しか借りられませんでした。
しかし残り20万円は何とか私の友人に頼み込んで借りられたので200万円をきっちり一括で返すことができました。
法律を武器にして正々堂々戦えば私たちが勝てる内容だったのにもかかわらず、支払うという選択肢しかなかったのはとても腹が立ち、悔しい気持ちで一杯でしたが、その当時はなんとか一括で返済できた事に安心しました。
しかしそれからは父も私も消費者金融への支払いに追われるようになってしまいました。
私の仕事は決して給料が高いものではなく、仕事のために勉強しなければならない時間も多くありました。
なので一日のうちにアルバイトできる時間も限られていたので、本当に苦しかったです。
ただアコムは金利18%だったので、こちらも早く返済しないとどんどん苦しくなっていくのは目に見えていました。
毎月2万円の返済を行なっていたのですが、その他にもローンの支払いが色々とあり、本業だけでは返すことが難しい状況でした。
そんな私よりも父の方が状況は酷くて、私は父と2人暮らしだったのでそんな父をサポートするのにも必死でした。
なので私は仕事と仕事のための勉強を除いた時間をすべて時給が高い夜のバイトに費やすことにしました。
借金返済のために1年ほど水商売をしなければならなかったのですが、私には合っていなくて毎日精神的に追い込まれていました。
そういった生活を送っていく中で、父もアルバイトを本業とは別にしていたので、なかなか顔合わせる時間がありませんでした。
そのせいか、一緒に住んでいるのにもかかわらず二人の距離は少しずつ離れていってしまいました。
しかし2人の目標は同じだったので、ひたすら頑張りました。
その結果、消費者金融からお金を借りてから1年半ほどで私は返済を終えることができました。
ですがそれからは父の返済を助けていかなければならなかったので、2人とも返済を終えるのには2年ほど時間がかかりました。
しかし今では、私も父も借金はなくちゃんとした生活を送れています。
私も本業のほうに集中できるようになったので、本当によかったです。
そして、もう二度と絶対に借金はしないということを誓い合いました。
管理人からのコメント
闇金でお金を借りると、その後の返済が色々と厄介です。
この方のように苦しい思いをして返済をしなければいけないことは本当に多いです。
ただ一つ言えることは、「弁護士選びを間違えている」ということです。
正直な話弁護士も闇金業者の相手をするのは嫌なのです。
場合によっては、弁護士に嫌がらせをすることもあるので。
そのため闇金業者の場合は普通の弁護士ではなく、闇金業者の相手になれている弁護士に依頼をする必要があります。
闇金業者以外の借金の返済を楽にするのであれば、普通の弁護士でも問題ないので、あなたにピッタリあう弁護士を探すのがいいでしょう